第5回 インストラクター養成研修(福岡営業所・神田勇樹主任、古家和弘班長)
3月5日(土)にインストラクター養成研修の第5回目が開催されましたので、出席してきました。
本日は「事故研究会」についての研修です。
丸山講師の会社では事故が起きた際は必ず事故研究会を開催し、今後の事故防止対策に取り組んでいます。
この事故研究会は問題解決型職場の構築であることを教わりました。
まずは本日の研修内容と主旨を説明していただきました。
その後、当社で発生した事故を事例に、丸山講師が議長となり事故研究会を実施しました。
この事故研究会では問題点の抽出と対策案について特に注目するように、そして対策案はこれでもう同じ事故が起こらないか、本当に実行できることを取り決めることが大事であると学びました。
午後からは当社の実際に起こった3件の事故を題材に、各グループに分かれて事故研究会を実施しました。
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※事故研究会のポイント※
・議長は職場の管理者、または現場班長クラス
・事故研究会の目的を明確にする
・発言は参加者全員に公平に発言させる
・人の意見を絶対抽象しない、全ての意見を
取り上げる
・会議時間を明確に、終了時間を必ず伝えて
その時間で終わらせる
・対策案が決まったら、この対策でもう同じ事
故が起こらないか、そしてこの対策案が本当
に出来るのか再度振り返る(実際に出来そう
にない対策案は絶対に取り入れないこと) -
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「事故研究会のポイント」を意識して、各グループそれぞれの事故事例を検証していきます。
事故研究会の終了時刻になり、各グループが実施した事故研究会の発表をそれぞれ行いました。
発表後、丸山講師に検証していただきました。
最後に添乗指導のポイントを学びました。
追突防止・右左折・出会い頭の安全確認や構えの運転についてのチェックポイントを教わりました。
今回の研修では会社が事故の防止策を決めるのではなく、ドライバー自身が問題点・対策案を考えていくということを学び、とても参考になりました。
特に印象に残ったのが事故研究会は全員の意見を取り上げること、どんな意見でも絶対に否定しないこと、そしてドライバーだけで自分たちが必ず実行できる対策案を決めることで、その対策案が今後持続できることがこの事故研究会の狙いということでした。
今後、事故を撲滅していくためにも、私たちが行っている事故予防策だけでなく、この研修で学んだことを取り入れていき、全員で今後も事故防止に取り組んでいきます!